「【SGSD研究会】Development from home life improvement group to rural women's entrepreneur」
<第9回SGSD研究会(2008年度第1回研究会)>
■報告者 :澤野久美(明治大学農学研究科)、市田知子(明治大学農学部)
■開催場所 :龍谷大学深草学舎 紫英館2階第一共同研究室
■開催日時 :2008年5月31日 (土曜日) 午後3時00分−午後5時00分
■議事録番号 :080531
【報告の概要】
 澤野・市田両氏の報告は、栃木県及び長野県に所在する4つの「生活改善実行グループ(life improvement group)」をケースに取り上げたもので、7月に韓国で開催される第12回世界農村社会学会議(WCRS)において報告するために準備されたものである。
 
 両氏は、生活改善実行グループから農村女性起業へと展開した事例を分析するうえで従来の研究で指摘されている、「経営形態(個人経営⇔グループ経営)」と、「ビジネス性(低利益⇔高利益)」の2つの指標を基にした農村女性起業の5分類を説明した。その中でも、農村女性起業の最も初期段階にある「グループ経営・地域づくり型(Group managed, community-promoted)」に属する生活改善実行グループに両氏は着目した。両氏はさらにケーススタディを通して、生活改善実行グループから農村女性起業への展開においても、組織の管理体制が多様であるほか、活動内容、収益及び利益分配、参加者の属性などに相違があることを検証した。

【議論の概要】
 参加者からは、WCRSでの発表準備という観点から、発表の最も重点をおく部分である「経営形態(個人経営⇔グループ経営)」と、「ビジネス性(低利益⇔高利益)」を分析軸として説明すると主張が明確になる、4つのグループを並列化して分析すると相違が明確になるのではないか、日本の研究者の間では理解されている生活改善実行グループや用語について、他国からの参加者が理解しやすいように説明を加えるべきである等、さらに発表内容の改善に向けた助言がなされた。
■資料詳細 <資料1> <資料2
 
このページを閉じる