「南インドの溜池灌漑−見逃された機会?」
<第2班第1回研究会>
■報告者 :クッパナン・パラニサーミ タミル・ナードゥ農業大学水技術センター所長
■開催場所 :大阪大学豊中キャンパス待兼山会館2階会議室
■開催日時 :2005年7月21日(木) 14:40−18:40
■議事録番号 :05020101
ディスカッサント:加治佐敬(FASID国際開発研究センター研究員)

報告者のパラニサーミ氏は、南インドにおける溜池灌漑の弱体化の歴史的背景と現状について概説したうえで、現代における溜池灌漑の必要性を強調し、溜池灌漑の復活に向けたさまざまな戦略について論じた。南インドでは現在でも多くの小規模農民が溜池灌漑に依存しており、溜池灌漑の衰退によって近郊の町に移り農業をやめる人も少なくない。パラニサーミ氏は泥土の除去を溜池が機能している年に限定して行うなどのコストを抑えた溜池灌漑の性能改善の方法を提示すると同時に、溜池近くでの環境汚染に対する法規制など、行政が取るべき法の整備等の施策を提唱した。
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