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1班(紛争の主体に関する研究)

紛争と紛争解決を目指す主体に関する研究。具体的には、アジア・アフリカにおける国家、民族(ナショナリズム)、国際機構をはじめNGOにいたるまで、紛争と紛争解決を目指す、諸主体に関する研究を行い、その暴力的/非暴力的解決方法の過程を歴史に遡って探っていく。

南西アジア・中東からアフリカにいたる地域には、戦争やテロなど、暴力的紛争解決方法が、現在、顕在化している。しかし他方では、ガンディーを指導者とする非暴力的方法による英印の紛争解決の成功のように、この地域には地域・伝統・記憶に根ざした非暴力的な紛争解決の方法が埋め込まれている。

われわれは(1)現場に根ざした地域研究の方法により紛争解決の具体的様相を学ぶこと、(2)歴史的方法により史料を収集し、実証的研究を行う、(3)比較研究・理論研究を行うことにより、アジア・アフリカが相互に学びあい、当該地域から発信する紛争解決の理論構築をめざす。

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2班(環境と資源をめぐる紛争解決)

第2班では、紛争の4つの要素、すなわち、主体、手段、目的、環境のうち主として、目的と環境を取り上げる。

紛争あるいは、必ずしも紛争に至らないまでも強い国家間の摩擦を引き起こす要因には、様々なものがあるが、経済的要因はその中でも特に重要なものである。具体的なテーマとしては、エネルギーをめぐる紛争、摩擦の状況とレジーム形成等による解決への方策、アメリカの中東政策と石油資源の関係、イランの核開発をめぐる状況分析と解決方法の研究、WTO交渉とアジアにおける農業問題、地球温暖化問題のアジア・アフリカ地域に対する影響、中東地域におけるアジアからの出稼ぎ労働者の実態と問題点、アジアにおけるエネルギー協力の課題などである。

本研究では、これらの領域における、紛争、摩擦の問題は関係国が協力することによって個々の国ならびに全体の利益が高められる問題であることを示し、そのような視点から、この地域における国際的なレジーム形成等の協力体制の構築による紛争、摩擦解決の可能性を提唱する。

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3班(ネットワークと地域文化から見た紛争)

文化概念に注目し、紛争解決の「手段」と「環境」の要素の観点から「文化」をいかに捉えるかについて検討する。

1930年代の文化概念は人種(差別)主義との対立概念として構築され、当時は文化相対主義が一つのキーワードとなった。しかし、その後、(特に日本において)「文化」 はナショナルなものあるいはオールマイティな概念としてとらえられてきたため、 「文化」が民族紛争の一つとして認識されつつも、それに対する解決策はほとんど、 考えてこられなかった。そこで、あいまいな文化概念のルーツを探りながら文化のメカニズムをもっと明確にすることを目指したい。

ナショナルな文化の間を往き来できる人間のネットワーク(特に東アジア・東南アジア における華僑・印僑ネットワーク)と文化の関係性をクリアにすることや、文化によって異なる社会的リスクを想定するなど、紛争の根底にある文化的なメカニズムを模索す る。

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4班(貧困と地域開発をめぐる紛争解決手段)

国家間ないしトランス・ナショナルな紛争を主に扱うであろう他班と異なり、第4班は主として一国内における貧困(より一般的には経済)と紛争の関係について検討する。

課題はプリ・コンフリクトとポスト・コンフリクトの二つの時期に大きく分けられる。前者については、貧困の偏在・開発政策の実の配分・都市経済セクターへのアクセス度などが一国内の民族・宗教グループ間や地域間の関係、あるいは地方と中央の関係にどのような影響を及ぼしているかどうか、ないしは及ぼしたかどうかの考察である。プリ・コンフリクトは、第4班のうち、主としてアジアを研究対象地域とするメンバーの担当である。

 これに対し、ポスト・コンフリクトは主にアフリカを研究対象地域とするメンバーの課題である。アフリカの10年といわれた1960年代を中心に、アフリカの国々は植民地支配からの独立を遂げた。しかし、その後の国家建設の道程は必ずしも平坦ではなく、国内の諸民族集団や宗教集団、政治集団の間でしばしば権力の掌握・配分をめぐる紛争が起こっている。それらの一部は激しい武力紛争にまで発展したが、ルワンダの事例のように一定の収束を見ているものもある。ポスト・コンフリクトにおける関心は、紛争が沈静化したあとの和解をどのように達成し、その後の政治的安定をいかにして保つかであり、第4班の研究課題との関係でいえば、たとえば「ロードマップ」のなかで貧困解消や地域開発がどのような位置づけを与えられ、実践に移されているかの考察である。

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